修了するにあたって
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Rizky Anastasia
In April 2017 I was officially accepted as one of students who get financial assistance from Ichikawa International Foundation for 1.5 years. At that time, I attended class every day and went to part time job every night until dawn in chain restaurant in order to cover my next semester’s tuition and monthly living. I felt almost losing my confidence to continue my study in Kyoto, but the generous scholarship that Ichikawa International Scholarship Foundation gave me really helped me a lot. I stopped doing part time job and were more focus on doing my research, making connections and doing something that I liked such as traveling, hanging out with friends and attending a lot of workshops.
During this1.5 years in Ichikawa International Scholarship Foundation’s activities I made a lot of good friends from many countries. We exchanged our knowledges, cultures and interests. In every activity that I participated, I learnt a lot of new things, new ideas, new perspective which this made me more open minded to all the things around me.
Every activity gave me a good memory, in Kuma no Kodo, in Kobe earthquake memorial museum, in Yasaka shrine, Hiroshima Peace Memorial Park and small island in Hiroshima named Miyajima. Among them, Hiroshima Peace Memorial Park gave me a very deep lesson that I’d never forget. That we people need to be reminded of the effects of war and the consequences of war so we must be more careful about our actions. We need to respect to all lives and learn the art of living together in harmony.
I would have never experienced such great trips, activity and especially luxury, delicious meals if it was without Ichikawa International Scholarship Foundation.
From the bottom of my heart, I’d never stop feeling grateful for the generous help that Ichikawa International Scholarship Foundation has given me, so I finally completed my MBA program on time in September 2019. Thank you very much!!
(令和1年9月修了) -
唐 巍嘉
2018年10月からの1年間、市川国際奨学財団の奨学生として奨学金をいただきまして、心から感謝を申し上げます。
この1年間があっという間に過ごして、みんなと初めて会うことがまだ昨日のように記憶に鮮明に残っています。市川国際奨学財団のおかげで、経済的な負担が減って、学業に専念することができました。それだけではなく、毎月の交流会でたくさん優秀な方々と出会えて、学業のことも生活のことも色々アドバイスをもらいました。
私は授業の原因で全ての交流会に参加することができなかったのですが、大学院の先輩たちの研究についての発表、雨森芳洲庵への見学、ユニバーサルマナーの検定など、様々な交流会から勉強でき、今までわからなかったことを知る機会をもらって、とても幸運だと思っています。特にユニバーサルマナーの勉強会で、一度も考えたことない角度から「障害」という言葉を考えて、「障害は人ではなくて環境だ。」ということを実感しました。そして、交流会で違う出身の優秀な留学生たちと話すことにより、他の国の文化や生活についても少しわかるようになって、人生ではめったにない経験だと思います。
奨学生としてはもう終了して、寂しいと思っていますが、大学での残りの1年半も大学院でも学業と研究を頑張りたいと思っています。市川国際奨学財団での活動から勇気と支援をもらって、将来はセルロース誘導体についての研究をしたいと思って、卒業した後には日本で就職したいと思っています。
この1年間、市川国際奨学財団は本当に家族みたいでした。1年間のご支援、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
(令和1年9月修了) -
SONG JIARUI
この一年間、皆さんといろいろなことを体験できて楽しかったのです。市川財団の奨学生になることをきっかけに、ほかの奨学生とコミュニケーションするチャンスが与えられました。より多くの在日中国人、ほかの国の留学生たちと一緒に毎月の交流会に参加し、自分の経験をお互いに話し合うことに大変意味を感じました。ほかの留学生の生活や研究分野のことを聞き、異文化と接して理解することで自分を向上させることができました。こういう交流をするうちに、たくさんの友達もできました。このように、この一年間ほかの留学生と話し合って、知り合いになって、友達が作りました。
財団スタッフの方は私たちが多様な活動に体験するために、毎月違う形式の交流会を行おうと極めて気を配りました。去年の10月、初めてその方と皆さんとあって、一緒に伏見稲荷神社に参拝しました。神社の景色を見ながら、稲荷山を登って、降りてから一緒に食事して、とても楽しかったのです。初対面の人ばかりですけど、みんなが親切で話してくれて、お互いの生活をシェアしました。
ほかには、たくさんの意味のある研修会がありました。その中に一番印象深いのは、障碍者理解への助けに関係する講座でした。講師は目が全く見えない障碍者で、彼が自分の生活を語り、本当に障碍者の助けになる行動などを説明してくれました。彼の言葉で、今まで身近にありながら、意識していなかった障碍者問題について気づきまして、印象深い話でした。
このように、この一年間、財団スタッフの方と皆さんと一緒にいろいろなことを体験し、話し合い、友人になりました。奨学生としていられるのは一年間だけですが、その間にできた友情と、人や他文化を向かう勇気がこれからも続くでしょう。
(令和1年9月修了) -
王 丹威
一年という時間は速くて短いものでした。あるいは、自分がその一年間を速くて短く感じていました。十月に入って、大阪で三度目の秋を迎えても、去年の採用式はまるで昨日の出来事で、明日からは期待に満ちる奨学生生活のように、時々錯覚していました。
この一年はこれだけ楽しくて、充実した一年でした。日本に来て初めて、経済面に憂いなく、日本での生活を楽しみながら、学業に集中することができたのです。二年生の後期と三年生の前期、大学生としては基礎科目の知識が整え、専門の扉に入る頃です。一年生を入門期と、四年生を実践期と考えるとしたら、その間は、まさに一層勉学に励むべき時期です。財団からの手厚い支援をいただいたおかげで、私はこのただ一度しかない大学生活の中篇を、後悔なく過ごすことができました。
た、財団の招待で交流会を参加することもできました。様々なところに行き、様々な人からお話を伺いました。母国ではない日本を知るための貴重な機会でした。去年の晩秋には伏見稲荷に行きました。予定が臨時変更したが、私が参加した最初の交流会でもあって、自分にとっては大変印象深かったです。写真では何回も見た千本鳥居は画像より遥かに壮観でした。久しぶりに本格的に運動して、良い汗をかきました。そして、新しい鳥居から古い鳥居の順で、赤い柱をくぐり、石の階段を上ると、古き京の歴史がそのまま流れ込むような感覚でした。
修了したというものの、財団との繋がりは決してこれで終わりではありません。この一年間を忘れず、これからも日々精進し、活躍をお見せしたいと思います。
(令和1年9月修了) -
陳 光傑
2018年10月から2019年9月までの1年間、市川国際奨学財団の奨学生として採用されたことを心から感謝しております。おかげさまで、この一年間、より勉強に集中することができました。振り返ってみれば、この一年間あっという間でした。
奨学生として採用される前までは、毎日アルバイトと通学の日々でしたが、この一年、貴財団の支援のおかげで、アルバイトを減らし、学校の勉強だけではなく、ボランティア活動や国際交流イベントなど学外活動も参加することができるようになりました。
また、市川国際奨学財団で開かれた交流会や研修会が多く、同じ留学生として日本に留学しに来た奨学生と交流ができる場を作っていただいて、おかげさまで他大学の留学生同士の友達ができました。
さらに、この多くの交流会や研修会の中で、一番印象に残ったのは、ユニバーサルマナー検定の講演会です。講師の原口さんは、生まれつき視覚障がい者であり、それでもポジティブで生活での不便を向き合っています。それは私にとってとても衝撃でした。なぜなら、私は障がい者は皆悲観的で自信がないと思っていたからです。実際、私の姉は知的障がい者であり、言葉が発せないため、今まで姉のことを向き合っていなかったです。しかし、原口さんの話を聞いてから、もう一度姉に向き合おうと思うようになりました。原口さんは、障がいは人にあるのではない、環境にあるのだと主張した時、私は改めて「障がい」という言葉の意味を認識しました。ですから、これからも障がい者に出会ったら極力手を伸ばしたいと思います。
私は今年で大学の学部生二年目です。卒業するまではあと2年間です。大学生であるこの2年間を、勉強だけではなく、様々な経験を積み上げて将来起業家になりたいと思います。そして、障がい者と非障がい者により生きやすい環境を作りたいと思っています。
市川国際奨学財団の奨学生としてとても残念でありながらこれにて終了になりますが、これからもOBとして活躍させていただきたいと思います。今後の交流会や研修会をまたぜひ参加させてください。この1年間、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
(令和1年9月修了) -
梁競心
2018年10月から2019年9月までの間、市川国際奨学財団の奨学生として選んでいただき心より感謝申し上げます。私にとってこの一年間はとても早く感じました。この期間中、財団からの奨学金のおかげで、経済的不安を感じることなく、勉強に専念するができました。さらに奨学金をいただけるだけでなく、財団が開催してくださった研修会に参加することで様々な新しい経験をさせていただき、成長できるいい機会となりました。特に財団の奨学生としての経験で自分の糧となったことを二つ挙げたいと思います。
一つ目は、財団の研修会を通じて、自分の専門分野以外の勉強ができたことです。例えば、広島での研修会では平和資料館へ行き、被爆体験伝承者である方とボランティアガイドさんの話を聞いて、原爆による被害の甚大さや、今なお後遺症によって苦しんでいる人々がいるのだということを知りました。私にとって当たり前の平凡な日常が誰かにとっては当たり前ではなくて、生きていくだけでも困難な人たちもたくさんいます。諸外国を見れば内戦が起こっている国も多く、平和な世界が如何に実現し難いものなのかが分かります。広島の研修を通して、平和な世界をつくるために自分には何が出来るのかを考えさせられました。
二つ目は、奨学生としての活動で様々な人と出会えたことです。違う大学、違う専門分野を勉強している人、ゼミでの研究内容が全然違う同じ奨学生の皆と会って交流できたことはとても勉強になりました。その結果、私は自分の専門分野以外のことを知ることができ、様々な世界に目を向け、興味を持つようになりました。これにより自分の視野が広がり、世界で起こっている様々な事象について深く考えることができるようになりました。
私の留学生活を旅に比喩するなら、貴財団の奨学生に選んでいただいたことは欠かせない大切な旅の一つであったのだと思いました。深く感謝しております。この貴重な体験を自分自身の今後と社会のために活かしていきたいと思います。
(令和1年9月修了) -
Gerelt-Od Sengun
2018年10月に奨学生として採用して頂いてから、1年という月日が経過しました。貴財団からは経済的支援のみに留まらず、様々な社会勉強をする機会を頂き、人として大きく成長することができた1年間でした。
当時私は学部の2年生で、大学の授業では専門的内容が多く取り扱われ始めた大事な時期でした。そういったこともあり、学業に専念したいと思っていましたが、生計を立てるためにアルバイトに時間を費やさざるを得ない状況でした。その矢先、貴財団で奨学生として採用して頂けるという吉報を受けたのです。これにより私は重要な時期に、しっかりと学業に励むことができ、自身の専門の基礎となる知識を蓄えることができました。とても感謝しております。
奨学生として選ばれ、財団では月に一度のペースで交流会があるということを知りました。当時の私は、どういったことが行われるのか見当が付かず、堅苦しいものを想像していました。しかし、実際に参加してみると、交流会では他ではなかなか経験できない貴重な体験ができる素晴らしい機会であることが分かりました。以降、私は可能な限り交流会に参加するようにしました。交流会で私は、伏見稲荷大社、鞍馬寺、彦根城などといった歴史的名所を訪れ、日本の伝統的な文化を実際に体験しました。雨森芳洲庵では全く耳にしたことがなかった日韓の古い歴史を知る機会もありました。また、記憶に新しいのが、ユニバーサルマナー検定です。障がい者の方に対してどういったアプローチをすれば良いのかについて考える貴重な経験だったと思います。こういった交流会を通して私は、学校では学べないような、様々なことをたくさん学ぶことができました。
現在、私は学部の3年生で、この先の人生を決める分岐点にいます。どういった進路を選ぶにしろ、自身の専門知識を生かして社会に貢献できる人間になりたいと思っています。今振り返ると、このように考えるようになったのも、財団での経験が少なからず影響しているように感じます。
最後になりますが、1年間に渡り、たくさんのご支援と素晴らしい経験する機会を下さり、心より感謝申し上げます。貴財団のますますのご発展をお祈りいたします。
(令和1年9月修了) -
王南評
2018年10月から貴財団の奨学生としてご援助をいただき、一年があっという間に過ぎて、修了を迎えることになりました。貴財団の奨学金支援のおかげで、経済的な心配なく勉強と大学生活に専念ができ、余裕のある生活ができましたので、大変助かりました。
この一年間で、私は学校の授業やゼミ活動や部活動でイベントに積極的に参加できなかったのですが、参加していた回数が少ない割に、いつも得たものがとても大きかったと思います。
まずは、アットホームな雰囲気の中で、同じような正規留学生として日本で長く勉強している、たくさんの素敵な仲間と出会いました。奨学生の私たちは国籍、母語、研究分野、価値観、関西で住んでいる町など、全部異なっているため、今まで一切触れたことのない研究内容について知る機会が増え、異なる分野から知識を得ることができました。皆で同じ活動に参加していても、研究分野によって語る感想も変わってくるので、いつも違う視点から考えさせられます。
また、アイデンティティや母国の歴史など、様々な背景を持っている奨学生の活動の計画が難しいでしょうが、「学ぶ場で思うことを自由に言える」、「傷をつけてしまっても傷を共有するのだ」という姿勢で私たちのためにイベントを行なってくださっていました。例えば、日本人の学生さんや同じ台湾人の友達と広島に行ったことがあったのですが、2018年12月末に広島研修の開催により、中国、マレーシア、タイ、モンゴルなど、違う国籍、異なる歴史の背景を持っている人たちで、広島という歴史を語る町に訪問することができました。その時に出身国がそれぞれで、文系、理系にもかかわらず意見を交わしたりし、とても勉強になり、印象的でした。
このような経験を通じて、市川財団およびスタッフの方が日本で勉強している外国人の私たちに対し、経済的な面のみならず、知識、体験、考え方、日本文化など、あらゆる面でサポートしてくださって、将来の活躍を期待してくださっていることを非常に感じており、心から感謝しています。
神戸大学を卒業したら日本で就職しようと考えています。市川国際奨学財団で経験したことも活かして、少しでも国際社会に役に立てるように頑張りたいです。市川国際奨学財団の運営と発展を心から応援していきたいと思います。この1年間本当にありがとうございました。
(令和1年9月修了) -
張青卉
2018年10月から2019年9月までの間、市川国際奨学財団に奨学生として採用していただき、心から感謝しています。
福祉に対して一途な自分が、市川国際奨学財団からの支援をもらったお陰で、学習時間が増えた上、文化的活動に参加できるようになりました。美術館と博物館やボランティア活動を通して、歴史と美に対する理解が深まりながら、周りの人々との繋がりも増えました。特に、老人ホームでアルバイトではなく、ボランティアとして活動を参加することで、いつもと異なった立場に立ち、見方も感じたことも違い、自分が利用者のために何ができるのかというような自問も増え、それを基ついた学習方向と内容、更に行動に至るまでの考慮も違っていき、大きな進歩を感じました。
市川国際奨学財団から経済上の支援だけではなく、毎月の交流会を通して、多文化と触れ合う機会、同じく夢のために努力している友人、先輩の経験話を聞くチャンスなどもいただきました。
時間の都合で、全ての交流会に参加できなかったが、交流会へ行けば、ポジティブな力をもらい、新たな価値観と自分と出会うことができる気がします。他の奨学生と一緒にハイキングする時に「頑張れ」と励まし合い、頂点つくと喜びを分かち合った自分や、研究内容プレゼンテーション大会で先輩達の研究内容を聞き、未知な世界に対して好奇心が溢れながら、先輩達が学問に対する真面目さとテクニックを学んだ自分、クリスマスパーティで心地よい社風を感じ、パーティーを楽しみながら大人の付き合い方を学び、将来の就職先に対するイメージも掴みそうになった自分を、市川国際奨学財団と出会ったお陰で初めて気づくようになりました。
市川国際奨学財団と一年間の付き合いの中から、財団は「今」の私達を大切にしてくれた上、「将来」の私達も大切にしたいという思いを抱えながら、自らの行動を通して、異文化に対する尊重と他人の違いを認めて受け入れる広い心、将来へ向かって積極的な価値観を全ての奨学生に伝えたい気持ちを強く感じました。今後も、市川国際奨学財団から学んだことを心に銘記し、他人の思いを理解しながら、人との繋がりを大切な社会人になり、感謝の気持ちを込めて、社会へ貢献をしたいと思っています。1年間の間、大変お世話になりました!
(令和1年9月修了) -
徐 暁星
市川国際奨学財団の奨学生として採用していただき、もう1年間を経ちました。心から感謝しております。この一年で、経済的な援助をもらっただけではなく、いろいろな場所に見学して、活動を参加して、精神的にも成長しました。
広島の研修で、被爆者から被爆体験を受け続いた「被爆体験伝承者」による講話を聴きました。資料館で展示していた原爆による被爆者の遺品や、被爆の惨状を示す写真などを見てすごく悲しいでした。今の時代は私たちにとって平和の時代ですが、国と国との争いまだ存在しています。「平和」という言葉は一体どういう意味を含めているかをきちんと考えました。
雨森芳洲庵で、「互いに欺かず、争わず、真実をもって交わる」という話しがあります。その言葉は、今でも国際交流に通じます。雨森芳洲は「朝鮮通信使」で、日本と朝鮮の文化交流に大きな貢献をしました。私たちの来日留学生もある意味で「外国通信使」だと思います。中国と日本の友誼を永久に栄えることを努力しています。
ユニバーサル検定を受けて、初めて障害者の気持ちを理解しました。いつも助けるかどうかを迷っている私は、正しいやり方を勉強しました。高齢者社会だった日本は、高齢人口の急速な増加により、超高齢社会に進んでいます。どのように弱者の立場を立て、自分の知識を利用して助けるのが大事です。
「平和」、「交流」、「平等」、それこそが市川財団が伝えていただきたい精神と価値観ではないでしょうか。成績を注目だけではなく、奨学生の人間性も養いました。市川財団およびスタッフの方に感謝しております。
なお、市川国際奨学財団のおかげで、私は今年大阪府立大学の大学院を合格しました。本当にありがとうございました。将来私は海洋利用に関する知識や幅広い活用能力を身につけたい、海の活用や開発に少しでも貢献したいと思います。
(令和1年9月修了) -
全 昌材
市川国際奨学財団から、昨年から今年まで一年間の奨学金をもらうことにより、私の生活はもの凄く変わりました。まず、一か月につき十万円という奨学金を用いて学者として持っているべき書籍が買えるようになったことがあります。それはどういうことなのかというと、私の夢は古代中国を研究することですが、「古代」という領域を深くまで分析するには、ただ、一般の概論書や最近の論文だけでは物足りなく、もう絶版されたさらに深いレベルの分析書や古代の史料などを直接手に入れなければなりません。例えば、上海古籍出版社などで出版している古代中国の原典や『甲骨文合集』などの一次史料、また、ただの辞典ではなく古代から現代にいたるまでの言葉の用例が見られる『字源』などがあります。
無論、それを直接バイトなどの仕事を通じて購入するという方法もあるのはあるのですが、現実的にそのようにすると本は買えるかもしれませんが、結局のところそれを研究するための時間が足りなくなるので、それは本末転倒だと思われます。しかも、市川国際奨学財団よりもらった奨学金で学者としての最小限の資料と勉強する時間が確保できたことは普通の方法では決して叶えることが出来ないことです。そのため、市川国際奨学財団にどう有難さを伝えたらいいのかすらわからないほどの有難さを感じております。
して、ただ経済的に良かったというだけではなく、勉強の時間が結果的に増え、日本中国学の知識について多く理解を含めることが出来たのが最も大きな収穫ではないかと思われます。実際、この機会に、私の通っている立命館大学の白川静教授だけではなく、白川静さんに影響を与えた橋本循や、内藤湖南、また、古代中国研究において巨大な業績を残した狩野直樹などの先学について分かるようになり、それは私が研究を進めるうえで非常に良いエッセンスを与えました。
このように、奨学生として一年間、市川国際奨学財団から受けた恩沢は量りきれないほどのものだったと思われます。ここでそれに対する感謝を全部表現することは出来ないですが、これから実際の行動と研究の方面で成果を出すことが出来るようになり、その恩沢に応えていきたいと思います。
(令和1年9月修了) -
エンウカ
2018年10月から市川国際奨学財団の奨学生として採用していただき、1年間が経ちました。市川国際奨学財団のご援助のおかげで、経済的な負担が軽減され、研究や学習生活に専念することができました。
特に、アルバイトの関係でうまく勉強に集中していませんでしたが、財団のご援助で、様々な資格試験に理想な成績が取れました。誠に感謝しております。
それ以外にも、財団が定期的に設けていただいた各種のイベンドのなかで、特に印象深いのが新年会などに参加できたことです。新年会のきっかけで、各自の理想を持って、同じく日本で頑張っている立派な先輩と交流の機会ができ、自分の視野を広げ、日本文化をさらに深く学びました。先輩たちのような一人前の社会人になりたいと思うだけで、やる気が出ます。それは非常に貴重な経験だと思います。
私は今年で大学から卒業します。これからは大学院に入るために、より熱心に研究に取り組もうと思います。私は、さらに広く、深く学び、現在行っている自分の研究と合わせて社会に貢献したいです。この考えも、財団のご援助をいただいてから思い始めました。
市川国際奨学財団を心から感謝の気持ちを申し上げます。
(令和1年9月修了) -
張 子葳
去年の10月から1年間、市川国際奨学財団の奨学生として採用していただき、本当にありがとうございました。
また、定期的に開催してくれた研修会のおかげで、たくさんのことを学ぶことができたり、普段はあまり会うことが難しい他大学の留学生たちと話すことができたりして、すごく有意義な時間を過ごすことができました。
その中で、一番印象に残っているのは、土砂降りの雨の中で行われた「彦根城散策と雨森芳洲庵訪問」である。学校の事情により、このような見学になかなか参加することができなかったし、大雨に遭うことになるので、行く前に不安の気持ちでいっぱいでしたが、結果的にものすごく楽しい時間を過ごせて、癒された1日になりました。グローバル化していた社会の中で、留学生として、たくさんの考えや違う国の人々と出会う機会がかなりあります。その際、文化的な摩擦や衝突に直面しますが、芳洲先生の教えで、相手を理解し、尊重することの大切さを改めて知ることができ、「人とどう接するのか」の心得を学ぶことができました。
財団の手厚いご支援をいただいたおかげで、経済的に余裕ができて、勉学に励むことができました。1年という短い期間でしたが、財団スタッフの方をはじめ、他大学の奨学生から多様な意見交流ができ、大変お世話になりました。心から感謝しきれない気持ちでいっぱいです。
市川奨学財団から卒業しますが、また機会があれば、ぜひまたみなさんにお会いしたいので、今後もよろしくお願いいたします。
(令和1年9月修了) -
JOE Tien Ce
2018年10月から市川国際奨学財団の奨学生としてご援助をいただき、あっと言う間にもう修了することになりました。近年、インドネシアのルピアに対する円相場が上がったため、日本での生計を立てるのが難しくなってきていましたが、多額の奨学金のおかげで日本での勉強や生活に余裕が増え、親の負担も減らしていただいたので大変助かりました。奨学生となった以来、経済的な不安が解消され、アルバイトをする必要がなくなったので、大学の授業に集中できるだけでなく、有意義な課外活動にももっと携われるようになりました。
その上、市川財団は様々なイベントも行なってくださいました。この一年間で、市川財団の奨学生として広島と宮島への訪問、鞍馬貴船ハイキング、ユニバーサルマナー検定セミナー、新奨学生の研究内容プレゼンテーションなどの交流会と研修会に参加させていただき、大変勉強になりました。財団の活動を通して、国籍、文化、年齢、専門などバックグラウンドが異なる方々と交流する機会があり、視野が広がって、自分の専門外のこともよく学ぶことができました。最も記憶に残っている瞬間の一つは、やはり広島での研修会だと思います。この研修会で、平和記念資料館と宮島を訪れました。この資料館を訪れたのは初めてではなかったのですが、ガイドの方や語り手の方のおかげで原子爆弾の影響をより深く知ることができました。市川財団の活動なくして, これら貴重な経験を得る機会を持つことはなかったでしょう。
この一年間を振り返ると、本当に実りあって幸せな一年間だったと思います。財団の皆様は本当に優しくて、奨学生たちを自分の子どものように扱ってくださっているように感じました。心より市川財団に感謝しております。財団の奨学生になったことをとても光栄に思います。これから財団に恩返しさせていただけるようになれるかわかりませんが、すくなくとも今は、自分の研究と日本語の勉強も精進して、いつか市川財団と日本社会に貢献できればと思っています。本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い致します。
(令和1年9月修了)
令和1年10月度奨学生になって
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ブイ・ホアン・アイン
この度は、市川国際奨学財団奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
私の研究は脳・神経科学に関連していますので、実験時期に入ると大変に忙しくなります。この奨学金のおかげで、自分がやりたいことに全力で取り込むことができています。これから、大学での学業や卒業研究に向かってさらに頑張ります。私の母国ベトナムでは科学専門の教科書があまり普及されていませんから、若者に科学知識を面白く分かりやすく伝えることは私の将来の目標です。私は、「自分の存在が誰かに役に立って幸せにする」ということを生きがいとしています。そのために、自分の成長のために、積極的に色々なことを学び続け、色々な体験をすべきだと思っています。私も新しい友達を作るの好きで、自分の世界観を広めたいと思いますから、財団では交流会がよく行われて、様々な文化から来た留学生と出会ったり、交流したりする機会があることが知っており、本当にうれしいです。
最後になりますが、ご支援いただいている全ての方に重ねてお礼を申し上げます。
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ジョーシ スネハ
10月から1年間市川国際奨学金財団に採用されました。これからもっと勉強を頑張ります。今までは自分でアルバイトしながら生活費や学費をはらっていましたので勉強する時間もアルバイトに使うことが多かったです。奨学金に採用されてからアルバイトを減らしその時間を勉強にかけています。12月は日本語N1とTOEIC試験を受ける予定なのでこれからそれにむけて準備しています。漢字とまた全く違う文字をネパール語で使っているのでとっくに漢字をマスターしなといけません。あとTOEICは900点以上とること目標として準備しています。
アルバイトをしながら生活していたので就職活動をするための時間はすくなかったのですがこれからは生活費の心配なく就職にむけて準備することができます。家族にかも負担が減り、私も経済的な負担を減りました。学費と生活費を足りなかったときのストレスもなくなりました。市川国際奨学金財団奨学生に採用されてから自分の夢を叶えるモチベーションを上げることができました。今年からたくさんのセミナーを参加し、インターンシップもすることが多いので市川国際奨学金のおかげで将来のゴールにむけて少しずつ諦めずに前向きに進んでいます。 ネパールの小さい社会からの日本までのジャーニーでは市川国際奨学金財団のおかげでとても助かりました。
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彭 嘉欣
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。この度、市川国際奨学財団の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。
現在私はマテリアルについて勉強しています。 近年話題の中心になっている太陽光発電をはじめ、再生可能エネルギーの開発が注目されています。再生可能エネルギーの発展により、化石燃料の使用が減少していくことが予想されています。また、再生可能エネルギーの使用はエネルギー自給率の向上や地球温暖化の解決方法になると思います。現在再生可能エネルギーは太陽光発電、風力発電、水力発電などと知られています。我々は、それらのエネルギーを活用するために電気として貯蔵しています。例えば、太陽光発電で転換された電気を貯蔵するためには、容量がより大きい電池が必要だと思います。従来の電池は液体電池のため、電気容量に制限があり、安全問題も存在しています。そのため、電解液の代わりに、セラミックスを固体電解質として研究されている新しい電池が期待されています。また、今後大量なデータを処理するため、容量が大きいかつ安全性の高い電池が必要だと考えられます。そのため、私は固体電池に関するセラミックス材料につい引き続き学びを深めてまいります。
また、財団の交流会で、奨学生とコミュニケーションし、異文化理解を深め、将来の糧としていきたいと考えています。
貴財団への感謝の気持ちを忘れず、より一層精進して参りたいと思います。末筆ながら重ねて御礼申し上げるとともに、皆様のご健康をお祈り申し上げます。ありがとうございます。
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許載庸
この度は市川国際奨学財団に奨学生として採用して頂き、心より感謝いたします。奨学金をもらうことで経済的に余裕ができ、学業や課外活動により多く時間を割くことができます。自分は現在三年生で研究室には所属されていないのですが、四年生からは研究室に配属され、コアタイムが長いものが多く、アルバイトを減らさざるを得なかったのですが、貴財団のおかげで余裕をもって研究に取り組むことができ、とても感謝しております。
また貴財団からの経済的な援助だけでなく、月に一度開催される交流活動もとても楽しみです。特に11月に行く熊野古道での修復作業とハイキング、4月の研修会が楽しみです。個人では経験できないことを貴財団で経験できることはとてもワクワクすることです。できるだけ多くの行事に参加し、積極的に行動していきたいです。またすべて奨学生のほとんどが他大学で、多国籍であるため大学ではできない話がたくさんできると思っています。交流会では積極的にコミュニケーションをとり、様々な話題での意見交換や情報交換をし、お互いためになり、切磋琢磨できるような仲間として絆を深めていきたいです。
最後になりますが、市川国際奨学生として採用して頂き重ねてお礼申し上げます。常に感謝の気持ちをもち、自分を向上させるため努力していきたいと思います。
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Lin Szu Yu
I am really grateful to receive scholarship from Ichikawa International Scholarship. This scholarship greatly relieved me from financial burden and gave me more free time to focus on my studies as I do not have to do so much part-time jobs. I will make the most out of the extra time I have now. Firstly, I will devote more time to conduct my graduation research on foreign care workers in Japan. Then, I want to spend more time engaging in my circle practice. I feel like the best part of university is circles and clubs as this is the place you get to make friends of the same interest. I am currently a member of the ESS debate circle and I want to attend more debate tournament in the remaining time of my university life.
Ichikawa International Scholarship does not only support students financially but also organize events and meetings that allow us to meet other international students. I want to make use of this great opportunity to meet new people from different countries and different fields of studies, I think my social group is relatively limited as most of the people I interact with are students from the same university and among them most of them are from the same faculty. I have always wanted to know more about what people do in other fields of studies since I want to get a master’s degree in another field. I hope through talking and interacting with other members I can understand more about other cultures and broaden my knowledge on other academic fields.
Also, I am very excited about attending the events organized by the scholarship organization. After coming to Japan, I have found out that Japan is a country that is perfect for people like me who enjoys traveling. Every prefecture has its unique local gourmands, historical architectures, and beautiful natural scenery. I look forward to up-coming hiking event to kumanokodou in Wakayama. This will be the first time for me to travel to Wakayama and see the world heritage remains. I also look forward to have a great time with the members during the trip and hope to make new friends.
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胡 成媛
この度は市川国際奨学財団の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。今まで自分が努力してきたことが奨学生採用という形で認めていただけたことをとても嬉しく思います。この奨学金のおかげで、まず経済面では両親の経済的圧力が減り、短時間のアルバイトでも一人で家計を支えることができました。次に、学習面では学習に対する意識が高まり、アルバイトを減らすことにより卒業論文のための資料をもっと豊富に用意することができるようになりました。最後に、生活面では課外活動と伝統文化の勉強により時間を当てることができ、就職活動もより積極的に準備することができるようになりました。さらに、市川国際奨学財団に選抜された奨学生の皆さんはとても優秀であり、研究内容もそれぞれ異なっています。採用式で皆さんから様々な分野の話を聞くことができ、それをきっかけに今まで関心がなかったことに興味を持つようになりました。また、財団は定期的に交流会やイベントを開催します。その交流会などを通じてたくさんの人と出会い、日常生活では経験できないようなことも体験させていただけるそうなので、視野を広げると思います。これからの交流会は非常に楽しみにしています。
私は、日本の伝統文化である華道に興味を持ち、将来的に日本華道を継承する一員として海外に華道の魅力を発信していきたいと思います。その発信方法として、中国で日本の生け花教室を開こうと考えています。そのために、今生け花のお稽古に励み、高位のお免状の取得を目指しています。華道というのはお花をいかに綺麗に挿すことだけではなく、その背後にある日本人の民族性、日本の美学および人生の哲学など様々なことが含まれています。そこで、生け花のお稽古だけでは物足りなく、華道に関するたくさんの文献も読んでいます。卒業研究もその方向で進んでおり、大学の選択科目も常にその分野に関わる授業を受けています。また、参考文献を調べるときには時々日本の古文などに苦労することがあるが、先生に聞いたりネットで調べたりして何とか内容を理解することができました。今後も自分の目標を目指して華道を極めていきたいと思います。
最後になりましたが、市川国際奨学財団の奨学生の名に恥じぬよう、より一層学業に励み、目標に向かって一歩一歩進めたいと思います。改めてご支援くださっているすべての方々に心より御礼を申し上げます。
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謝 心怡
市川国際奨学財団の2019年10月度の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。
2016年高校卒業した後、大連理工大学立命館大学国際情報ソフトウェア学部に入学し、日本語の勉強を始めました。2+2のプロジェクトを参加し、2018年9月に日本へきてから、現在は4回生で、MxD研究室に配属されています。
今年10月9日、奨学金採用式を行いました。そこで、別学部の異なる国籍の学生達と初めて日本語で交流し、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。中国にいようと日本に来た後であろうと、他の学部の学生と交流を取る機会はほとんどありません。興味がある研究方向についていろんな話を聞いたが、新鮮で面白いと感じました。日本語をスラスラと喋っているみなさんの姿がとても印象的です。食事会の時、好きなマンガ・アニメや、大阪の商店街や、日本が今流行っているタピオカなどをとても楽しそうに話していました。他の奨学生たちと比べると、私はあまり日本語が得意ではないので、自分が言いたいことをスムーズに伝えることができません。初めはちょっと緊張したが、みなさんは親切に話しかけてくれたので、いくつかの言葉も話せるようになりました。本当にありがとうございました。これは同じ言語を使っている人たちと話すときでは決してできない大切な経験だと思います。
入学してから一年が終わりましたが、この一年間の事を振り替えして見ると、自分は何ができていますか、何が不足しているのかはっきり分かっています。中国ではこんなことわざがあります:「人から聞いたことは当てにならない、この目で見てこそ確かなのだ。百聞は一見に如かず」。インターネットで調べたばかりと比べると、やはり実際に同じ時間を共有していた話を聞くと、うまく言葉にできませんがとても強い感銘を受けました。今学期から、卒研テーマについて研究を始めます。研究の困っているところに対して、積極的に先生と先輩たちに助けを求めている方が良いと思いっています。先生とミーティングをした後、今はアニメ中のシーンを伝える「感情」について研究しています。この研究によると、あるシーンは「激しい戦闘場面」か「にぎやかで楽しい祭りの場面」かのことが分かります。これを目標として頑張っています。
また、授業で紹介された本、先生方のお勧めの本などがあっても値段のためあきらめることもありました。支給された奨学金を使って、研究や実習など学業に励みたいと思います。ありがとうございました。市川国際奨学財団奨学生としての自覚を持って、今後も学生生活を実りあるものにしていきたいです。
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朴 泌佑
今度市川国際財団の奨学生になった朴 泌佑です。
まず奨学生として選んでくださってことに対し、ありがとうございます。
私はアルバイトを二つ掛け持ちするほど、生活費が困難でした。二つのアルバイトをしているのにも関わらず、教科書を買うために食費を節約しなければならないでした。また安定されていない家庭の状況のため、仕送りの援助を受けることができず、独りで学費まで担わなければならないでした。
このような生活を続けていた私には、奨学金はオアシスの存在でした。奨学金のおかげで、バイトを辞めることにより、授業や勉強に投資する時間が増えました。また奨学金で安定の生活を送ることができ、普段から自分がしたかった研究のフィールドワークの実現することができるようになりました。
奨学金を支給してもらうこの1年間、一生懸命に勉強に励むことはもちろん、自分の夢である国連大師になるために必要な知識や経験をして行きたいと思っています。
最後に、恩返しとして夢を叶えることにより、東アジアを含め、全世界の恒久平和に尽くすことができるグローバル人材になることが目標です。
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楊明哲
私は令和一年の市川国際奨学財団奨学生の京都大学薬学部の楊明哲です。この度、市川国際奨学財団奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
現在は薬だけで治せる病気は限られていて、癌をはじめとする多くの難病は外科手術が主流の治療法となる現状です。しかし、それは患者さんに大きく体の負担を与えます。私は薬で多くの難病に患っている人々を救うことを目標として薬学部に入学しました。
この奨学金は、私の留学生活に経済的に助かることはもちろん、様々な大学の留学生と触れ合う機会を経験させました。一年間の奨学生活は短いですが、きっと私にとっていい経験になると思います。私はこの奨学金を使って、医学、薬学はもちろん、様々な分野の経験を身に付けたいと思います。市川国際奨学財団奨学生活が終了しても、私はこの恩を忘れることができません。将来国際学会に活躍できるように、学術の面で頑張りたいと思います。将来的に、日系の製薬会社に就職し、中国と日本の間の架け橋を目指し、努力していきたいです。
まだ未熟な私ですが、どうぞこの一年間よろしくお願いいたします。
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葉律延
この度は、市川国際奨学財団奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。奨学生に採用されたことで、学習に対する意識も高まり、何事にも前向きな気持ちで取り組んでいます。私は日本で就職することを目指しています。留学という経験を通して、将来国際的に活躍できる人物になりたいと思っています。今は商店街について研究しています。今暮らしている大阪の商店街はもちろん、広島の商店街なども調査しています。今後は災害について研究したいと思っています。日本では、自然災害が頻繁に発生しており、災害に遭われた方もたくさんいます。災害対策について研究して、被災者の方々の力になれればと思っています。
今は父からの仕送りとアルバイトで生計をたてていて、お金に余裕がありません。しかし、この奨学金制度のおかげで自分のやりたいことに全力で取り組むことができています。
私は立派な社会人として自立できるよう今後も一層の努力をし、日本のみならず世界で活躍する人材になりたいと考えています。感謝の気持ちを胸に、これからも努力を積み重ねていきます。
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